〝美談製造機〟カン・ハヌル、スタッフねぎらいお小遣い&エアコンプレゼント 新たなエピソード明らかに

韓国芸能界で「美談製造機」の一人と言われている俳優のカン・ハヌルが、美談を更新したと話題を集めた。

名物プロデューサー、ナ・ヨンソク(以下、ナPD)の個人YouTubeチャンネル「チャンネル十五夜」は18日、新たな映像を公開。映画「30日」で主演を務めたカン・ハヌルが、プレス試写会を終えてゲスト出演、トークを展開した。カン・ハヌルは2016年に放送された、リアルバラエティー「花より青春ーアイスランド編」で、ナPDの演出を受けている。

この日ナPDは、カン・ハヌルについて「芸能界で美談製造機として有名な方です。僕らが手がけた『花より青春』に出演した時も〝優しさの代名詞〟と呼ばれていました」と紹介。そして「韓国芸能界の美談3大天王は、ユ・ジェソク、パク・ボゴム、カン・ハヌル」と言い「僕の手元に届いたうわさが、うそか本当か教えてください」と、カン・ハヌルへ質問をぶつけた。

まず「撮影現場にいる、スタッフ全員の名前を覚えているそうですね」と聞かれたカン・ハヌルは「それは訂正したいです」と返答。「撮影中、自分が動けなくて、スタッフさんにお願いする場面がよくあるんですけど、名前を聞かないまま『ねえ』とか『あの』とは呼べないので、親しくなったスタッフさんの名前を覚えているだけです」と、理由を述べた。

この時、リアルタイムに「カン・ハヌルは、映画『善惡の刃』(2017年)についていた、一番年下のスタッフにお小遣いをあげた」という美談情報が入ってくる。「生配信だから正直に言いますね、実はその方にあげたかは覚えてないです。でも(お小遣いを)あげることはあります」と告白。

「現場で一番苦労するのは、一番年下のスタッフじゃないですか。年功序列が重なれば重なるほど緊張するし、先回りして今何を求められるかを考えなければいけないし。本当は、僕があたたかい一言をあげれば良いのですが…(お小遣いは)たくさんはあげてはいないです」と謙遜し、視聴者を感動させた。

この他にも、過去にあるレストランで偶然カン・ハヌルに会ったファンが「カン・ハヌルさんが、ご飯とビールをおごってくれました」と投稿、軍隊の後輩だったチョグォン(2AM)が入所した際は、部隊が全員休暇中で不在のため、カン・ハヌルは寂しくないようにと手紙を置いて行ったことが後に明かされている。

さらに、カフェで働いている現場スタッフと遭遇し、部屋にエアコンがないと知りエアコンをプレゼントするなど、「美談」の枚挙にいとまがない。

当人はそんなつもりはないようだが、話すそぶりから、その人柄の良さがひしひしと伝わってくる、まさに〝好青年〟なカン・ハヌルなのであった。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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