シルベスター・スタローン 自分を「最後の恐竜」に例える

俳優のシルベスター・スタローン(77)は自身のキャリアが今まで続いてきたことを「誇り」に思っているそうだ。映画界での成功が、自分が期待した以上のものだと感じるスタローンが自らを「最後の恐竜」と例えた。

カナダのエンタメサイト、ETカナダによる取材でこう語っていた。「準備してそうなるようなものじゃない。特にキャリアを長く続けられたことには驚いている。いつまで続けられるかわからないからスリル満点だ。社会は変化し、映画業界のペースは速くなった。だから、長く生き残れているのは特別なことなんだ」「自分のことを最後の恐竜だと思っている。そのことを誇りに思わなくては。素晴らしいことだって。信じられないよ。本当にそうだ。当たり前のことだとは思っていないし、愛する人たちと一緒に過ごしたいんだ。残りの人生の時間を」

一方で、今年初めに家族でリアリティ番組を撮影する決意を固めたシルベスターは『ザ・ファミリー・スタローン』に出演、エンターテイメント・トゥナイトでその理由をこう語っていた。「まだ人気がある内に、それをリアリティ番組で共有できたら最高だ」「娘たちを愛してるし、妻も愛してることをシェアしたい。エンターテイメントだと思うんだ」

妻ジェニファーもまた、家族の生活をありのまま撮影することを望んでいて、「あらかじめ仕組まれたものにはしたくなかった。みんなで酔っ払って、喧嘩して、おたがい罵り合ってっていう番組にするのはイヤだったわ。実際に起きていることを見せたかったの」と話していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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