日本でも活躍 B.A.Pヒムチャン 服役中に2件目の性犯罪公判が開廷 10月には3件目の性犯罪公判も

6人組男性アイドルグループ、B.A.P出身のヒムチャンの2件目となる、強制わいせつ容疑に対する判決公判が25日に行われたと、複数の韓国メディアが報じた。

ヒムチャンは2018年に立件された、1件目の強制わいせつ容疑の公判で実刑判決が下され、現在服役中だ。

2件目の判決公判は元々6日に行われる予定だったが、4月3日に開かれた2件目の強制わいせつ容疑の1次公判で、3件目の強制わいせつ容疑が起訴された事実が判明。ヒムチャン側は法律代理人を通じて、2件目の容疑と3件目の容疑の裁判併合を要請した。裁判部はこれに応じ、延期したものと見られる。

ヒムチャンは2022年4月17日、ソウル龍山(ヨンサン)区の居酒屋の外階段で女性2人を強制わいせつした罪で起訴された。当時被害者2人は、ヒムチャンに無断でスマートフォンを持ち出され、これに抗議すると「外階段で腰を両腕でつかまれたり、胸を触られたりした」と、警察へ被害届を提出。

この2件目の公判に先立ち、ヒムチャンは全ての容疑を認め、それぞれに1000万ウォン(約100万円)を支払い、和解書を提出するなどの善処を求めた。

最終弁論でヒムチャンは「矯正施設で反省しながら、被害者へ申し訳ない気持ちを持っている」とし「2人に謝罪し、受け入れてもらった。再犯の可能性が極めて低い点を考慮し、善処してほしい」と訴えたという。

検察は、ヒムチャンに懲役1年と3年間の児童・障害者関連機関への就労制限の命令を裁判所へ求刑している。

そして10月24日、ヒムチャンは3件目の性犯罪事件の初公判を控える。容疑は、性的暴行罪の処罰等に関する特例法(カメラなどを利用した撮影、通信媒体を利用したわいせつ行為)違反などだ。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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