弁護士による特別授業 千葉市内の高校生 雇用契約の知識を学ぶ

弁護士による特別授業 千葉市内の高校生 雇用契約の知識を学ぶ

 2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、アルバイトなど雇用契約に関する知識を学ぼうと9月26日、千葉市内の高校で弁護士による特別授業が行われました。

 特別授業は、県立土気高校の2年生を対象に開かれ、県弁護士会の黒葛原歩弁護士が講師を務めました。

 2022年4月の成人年齢引き下げにより、高校生でも18歳以上であれば親の同意なくアルバイトなどの雇用契約を結べるようになりました。

 授業では、飲食店で働いていた人が解雇され、経営者に不服を申し出たという設定で模擬労働審判が行われ、生徒らは、働いていた側と経営者それぞれの言い分を聞き、解雇は有効か無効か、また、どのように解決するかなどをグループで話し合い、発表しました。

 授業を受けた2年生は、来年度に18歳になる生徒たちで、それを前に成人として負う責任に理解を深めた様子でした。

授業を受けた2年生は―
「18歳になるとアルバイトや就職で経営者と関わっていくことがあると思うので、自分が不利な立場ではないかとか、そういうことを考えながら働いていきたいと思う」

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