産婦人科・産科が最少更新 32年連続減、厚労省調査

 2022年10月時点で産婦人科や産科がある全国の一般病院は1271施設(前年比12減)で、現在の形で統計を取り始めた1972年以降、32年連続減となり、最少を更新したことが26日、厚生労働省の医療施設調査で分かった。小児科のある一般病院も前年から12減の2485施設で、29年連続の減少となった。

 全国の医療施設(病院・診療所)は前年比697増の18万1093施設。内訳は一般病院が7100施設、精神科病院が1056施設。一般診療所が10万5182施設、歯科診療所が6万7755施設。

 22年病院報告も公表し、同年の1日当たりの外来患者数は前年比1.2%増の125万7558人。

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