小学生が天ぷら油からバイオ燃料を作る方法を学ぶ 宮城・登米市

持続可能な社会をテーマにした出前授業が宮城県登米市で行われ、小学生が天ぷら油からバイオ燃料を作る方法を学びました。

出前授業は、日本青年会議所が子どもたちに環境問題について考えてもらおうと全国で行っていて、佐沼小学校の6年生98人が参加しました。

授業では、まずバイオ燃料の1つで航空燃料のSAFについて学びました。

使用済みの天ぷら油やサトウキビなどが原料で、従来の航空燃料と比べて排出される二酸化炭素が80%以上削減できるということです。

天ぷら油とメタノール、ナトリウムを混ぜて容器を振って分離させ、バイオディーゼル燃料を作る実験にも挑戦しました。

日本青年会議所外舘友之さん「今までは簡単に捨てていた、いらなくなったらすぐ捨てるじゃなくて、もしかしたらこれって何かに使えるんじゃないかという意識を皆さんに持ってもらいたい」

児童「残ってしまった油、そのままぽいって捨てるんじゃなくて、ちゃんと工場にあげたりして地球に役立っていきたいです」

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