インドネシアの行政関係者らが復興の在り方を学ぶ 宮城・岩沼市

インドネシアの大きな地震の被害にあった地区の住民らが、住民主体の復興の在り方などを学ぼうと宮城県岩沼市を訪れています。

岩沼市を訪れているのは、インドネシアのパル市の町内会長や防災局の担当者ら5人で、25日に佐藤淳一岩沼市長と面会しました。

パル市は、2018年のスラウェシ地震で大きな被害を受け集団移転が行われましたが、コミュニティーづくりや防災意識の向上などが課題になっています。

インドネシアパル市防災局ガユスノバンドパンカン課長「防災、減災について学びたいと思っている。震災前と発生時、復旧復興の際に住民と行政がどのように協力したかを学びたい」

5人は10月1日まで岩沼市に滞在し、震災で被災した住民や市の担当者から、住民が中心となって行われた復興などについて学ぶことにしています。

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