2024シーズンのJ1クラブライセンスは49クラブに交付! いわき、藤枝、讃岐が新たに取得

[写真:©︎J.LEAGUE]

Jリーグは26日、クラブライセンス交付について発表した。

Jリーグは、JFAから日本におけるクラブライセンス制度の制定および運用の委任を受けており、日本におけるライセンス交付機関(ライセンサー)としてJ1クラブライセンス制度を運営し、Jクラブに対してJ1クラブライセンスを交付している。

2024シーズンに向けたライセンスに関して、J1クラブライセンスは49クラブに交付されることが決定。新たに、いわきFC、藤枝MYFC、カマタマーレ讃岐3クラブが取得した。

なお、施設基準の例外適用申請クラブは、いわてグルージャ盛岡、ブラウブリッツ秋田、いわき、水戸ホーリーホック、ツエーゲン金沢、藤枝、鹿児島ユナイテッドFC、FC琉球の8クラブとなる。

なお、2024年シーズンからは金沢、サンフレッチェ広島、V・ファーレン長崎が新たなスタジアムでプレーすることとなる。

スタジアム基準に関しては、屋根のカバー率の不足が18クラブ。今シーズンのJ1では柏レイソルの三協フロンテアスタジアム、横浜FCのニッパツ三ツ沢球技場、湘南ベルマーレのレモンガススタジアム平塚が対象となっている。

また、トイレ数、屋根のカバー率の両方が不足しているのはブラウブリッツ秋田のソユースタジアムが該当している。

そのほか、クラブライセンスの判定結果とは関係ない部分では、財務に関しては柏、東京ヴェルディ、横浜FC、名古屋グランパス、セレッソ大阪、アビスパ福岡、サガン鳥栖に対して、Jリーグが予算進捗・編成について随時ヒアリングを行うという。

また、秋田、鹿児島、琉球の3クラブは過去に上位ライセンス取得のためにスタジアム基準で定める「改修時にすべての観客席への屋根設置」を免除していた。しかし、新スタジアム整備の構想に関して、秋田と鹿児島は「基本計画すら策定されていない状況」、琉球は基本計画はあるものの「具体的な進展がない」ため、クラブと自治体に状況確認。いずれのクラブも、新スタジアム整備への意向が表明されたためにクラブライセンスが交付された。なお、今後も状況確認をされることとなる。

なお、以下の16スタジアムは屋根のカバー率が不足している。

• いわぎんスタジアム【岩手】
• NDソフトスタジアム山形【山形】
• いわきグリーンフィールド【いわき】
• 正田醤油スタジアム群馬【群馬】
• NACK5スタジアム大宮【大宮】
• 三協フロンテア柏スタジアム【柏】
• ニッパツ三ツ沢球技場【横浜FC】
• レモンガススタジアム平塚【湘南】
• JITリサイクルインクスタジアム【甲府】
• サンプロ アルウィン【松本】
• 富山県総合運動公園陸上競技場【富山】
• IAIスタジアム日本平【清水】
• ヤマハスタジアム(磐田)【磐田】
• シティライトスタジアム【岡山】
• Pikaraスタジアム【讃岐】
• ニンジニアスタジアム【愛媛】
• 白波スタジアム【鹿児島】
• タピック県総ひやごんスタジアム【琉球】

また、下記のスタジアムは、屋根のカバー率に加え、トイレの数も不足している。

•ソユースタジアム【秋田】

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