秋の訪れを告げるヒガンバナが横浜市港北区にある西方寺で見頃を迎えている。
赤や白、黄色にピンクといった色とりどりのヒガンバナが約2万本咲き誇る西方寺。街や学校に花を植え、自然豊かな風景を守ろうと「花の里づくりの会」から毎年ヒガンバナの球根を譲り受けた。暑さの影響で例年よりも開花が遅く、26日現在で五分咲きの状態だという。住職の伊藤仁海さん(51)は「9月一杯が見頃。ピンクのヒガンバナなど、ぜひみてほしい」と頬を緩めた。
神奈川区から友人と訪れていた森章代さん(80)は「秋が来たなという感じ。来年も元気だったら見に来たいな」とほほえんでいた。