BOLDLYら3者、自動運転バスの実証運行を苫小牧市で開始へ

北海道苫小牧市(以下、苫小牧市)、BOLDLY株式会社(以下、BOLDLY)、および株式会社山下PMC(以下、山下PMC)の3者は9月19日、苫小牧駅~「海の駅ぷらっとみなと市場」間で自動運転バスの実証運行を行うと発表した。

苫小牧市の自動運転バス実証事業は、国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」の対象事業に選ばれている。今回の実証運行は、当該補助金を使用して実施する。

さらに、同事業は、苫小牧市における「苫小牧駅周辺ビジョン」のスマートシティ推進と「とまこまい版MaaS構想」策定に向けた取り組みの一つだ。「苫小牧市地域公共交通計画」で位置付けられた「新たなモビリティサービスの導入に関する調査研究」の一環として行うという。

今回の実証の目的は、市民に次世代MaaSのテクノロジーを体験してもらうとともに、まちの魅力発信につなげることだ。9月20日~10月15日に実施するという。なお、3者は、駅前の活性化およびMaaS事業促進に向けた具体的な検証を行い、スマートシティ実現への道筋を描いていくと述べている。

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