自民参院幹事長、「増税など緊縮的メッセージ慎むべき」 月例報告で発言

Yoshifumi Takemoto

[東京 26日 ロイター] - 自民党の世耕弘成参院幹事長は26日の月例経済報告等に関する関係閣僚会議に出席し、日本経済のGDPギャップがプラスに転じても、増税などの緊縮的メッセージは慎むべきと発言した。内閣府幹部が明らかにした。

世耕氏は、今年4-6月期のGDPギャップがプラス転換したものの、アベノミクス以降にも2度GDPギャップがプラス転換したが短期間でマイナスに転じており、いずれも消費税引き上げが原因と指摘。安定的なプラスを維持するためにも増税など緊縮的なメッセージを出すことは厳に慎まないといけないと強調したという。

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