宮崎県人会世界大会まで1カ月 通訳担当のブラジル日系2世心待ち

通訳を務める県人会世界大会への意気込みを語る、ブラジル出身で日系2世の野崎里美さん=宮崎市内

 開催が1カ月後に迫った県人会世界大会(10月27~29日)を心待ちにし、大会成功に向け民間の立場で尽力する人たちがいる。ブラジル出身で日系2世の野崎里美さん(59)=宮崎市清武町船引=もその一人。ブラジル・サンパウロ州出身で、本県出身の母親の親戚に会うために19歳で来県したのがきっかけで、宮崎市出身の夫と結婚。大会当日はブラジルから来県する県人会関係者の通訳を務める。仲間たちとの再会を楽しみにしながら、「世界に宮崎の魅力を知ってもらう好機にしたい」と意気込んでいる。

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