福井がデビューのバイエルン、4部相手に4発快勝【DFBポカール】

[写真:Getty Images]

バイエルンは26日、DFBポカール1回戦でプロイセン・ミュンスターとのアウェイ戦に臨み、4-0で快勝した。バイエルンのMF福井太智は63分からプレーしている。

DFLスーパーカップ開催により延期となっていた一戦。

3日前のボーフム戦を7発圧勝としたバイエルンは4日後にライプツィヒとの上位対決を控える中、ボーフム戦のスタメンから5選手を変更。ケインやサネをベンチスタートとした。

4部のプロイセンに対し、チュポ=モティングを最前線に、2列目に右からコマン、ムシアラ、ニャブリ、テルと並べる[4-1-4-1]で臨んだバイエルンは9分に先制する。左サイドからのテルのクロスを受けたチュポ=モティングがシュートを蹴り込んだ。

その後も一方的な展開としたバイエルンは18分にムシアラがGKとの一対一の好機を迎えると、39分にはCKからゴレツカのヘディングシュートが枠を捉えた。

いずれも相手GKの好守で追加点とはならなかったものの、40分にリードを広げる。CKの流れからゴレツカのフィードをボックス右に走り込んだライマーがヘディングで流し込んだ。

さらに前半終了間際の追加タイム5分、ショートコーナーの流れからキミッヒの右クロスをクラツィヒが合わせて3-0。

3点をリードして迎えた後半もバイエルンが一方的な展開とした中、63分にキミッヒに代わって福井がトップチームデビュー。

福井がそのままアンカーの位置に入った中、正確なボールコントロールと球際の強さを見せ、攻守にまずまずの存在感を示していく。

そして85分、テルが4点目を決めて快勝。福井がデビューを飾ったバイエルンが危なげなく1回線を突破している。

プロイセン・ミュンスター 0-4 バイエルン
【バイエルン】
チュポ=モティング(9分)
ライマー(40分)
クラツィヒ(45分+5)
テル(85分)

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