小室哲哉 元妻・KEIKOが闘病乗り越え復活も遠いglobe再合流…復活オファーも「関わりたくない」と拒否

18年1月、引退会見での小室哲哉

「お久しぶりです!みなさん元気ですかー?KEIKOは元気です」

集った観客に、こう声をかけたのは音楽ユニット「globe」のKEIKO(51)。9月24日、JR大分駅前で開催されたOBS開局70周年記念感謝祭のイベント「Fun+Peak!」にマーク・パンサー(53)とともに出演した。KEIKOが公の場に姿を現したのは、実に14年ぶり。詰めかけたファンの間からは歓声が上がった。

KEIKOは’11年10月にくも膜下出血で倒れて以降療養を続けていたが、’21年2月に所属事務所の公式サイトで、大きな後遺症もなく元気に暮らしていることを報告。再始動にも意欲を見せ、昨年12月に発売されたglobe結成1万日を記念するBOX商品の中では歌声を披露した。今年1月からはマークがパーソナリティを務めていたラジオ番組『JOY TO THE OITA+』(大分放送)にレギュラー出演している。

イベントでは、軽快なトークを披露した二人。マークがKEIKOに「30周年は何かやりたいね」と語りかけると、KEIKOは「やりたいです!」と意気込んだ。このやりとりにファンの間でもglobe再始動への期待が高まっている。

しかし、一人蚊帳の外のメンバーが。小室哲哉(64)だ。

「2人は’02年に結婚。’11年にKEIKOさんがくも膜下出血で倒れてからは、小室さんが献身的にKEIKOさんを支えているとされてきました。しかし、’18年に小室さんに不倫疑惑が報じられてしまいます。その際に開いた会見で、小室さんは不倫を否定するとともにKEIKOさんの現状を赤裸々に明かしました。くも膜下出血の後遺症で、KEIKOさんは音楽への興味を失ったことや、大人の女性としてのコミュニケーションが取れなくなったというものです。

この会見により、当初は小室さんに対して同情的な声が寄せられました。しかし、この内容にKEIKOさん側が猛反発。KEIKOさんはすでに回復しており会見で語られたような状況ではないこと、小室さんは介護をろくにしていなかったことなどをメディアなどで反論していました。その後、’21年2月に離婚が成立しています」(芸能関係者)

■当初小室はKEIKO再始動に意外な反応をーー

この決別によりファンの間では、“3人でのglobe再始動”はもはや望めないーー。そんな見方が広がっていた。しかし、離婚の約1週間後、本誌が小室を直撃すると意外な言葉が。

《globeを含めていろんなことで音楽のお手伝い、協力だったりだとかが必要であれば、惜しまずもちろん。僕としてはなんでも協力して、一音楽家としてですけど。僕としてはできないというか、そうさせてもらえないと思いますけど。でも惜しまないです》

離婚当初はKEIKOの音楽活動をサポートする意思を見せていた小室。しかし、次第にその心境にも変化が生まれていったようだ。小室を知る音楽関係者はこう語る。

「このところ精力的に活動している小室さんですが、昨年globeとしての出演オファーがあった際には『もう彼女とは離婚しましたし、いまは関わりたくないんです』と頑なに拒否したそうです。

昨年末発売した結成1万日記念のBOXで、小室さんはコーラスなどで参加しましたが、本心としては、もうglobeはやりたくないけれど、今回はすでに作曲した過去曲なので消極的に協力しているという形だったようです。レコーディングも2人別々に行われたといいます」

マークは今年4月に放送された『ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅』(テレビ東京)で「2年後が30周年だから、もう1回だけ3人でステージに立ちたい」と語っていた。果たしてその想いは届くのだろうかーー。

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