櫻井翔『news zero』続投に日テレ局内でも高まる批判…来年3月の降板も視野に

「『zero』における櫻井さんの起用には、反対意見が局内で高まっています。“将来は日テレの報道の顔に”とまで言われていたのですが……」(日本テレビ関係者)

故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題をめぐり、逆風にさらされている櫻井翔(41)。

9月7日のジャニーズ事務所の会見後、櫻井は『news zero』(日本テレビ系)で有働由美子(54)のインタビューに、「数カ月にわたる自分にとって長い緊張が続く話だった」と答えていた。

「有働さんの質問に言葉が詰まる場面もあり、櫻井さんは非常に動揺していました。インタビュー終了後も、有働さんが声をかけられないほどでした」(番組関係者)

日テレは櫻井の起用について、14日の会見では「基本的には編成方針の変更の予定はありません」としていた。しかし、その本心はというと……。

「性加害のあった事務所に属しているタレントを起用し続けることは、報道番組の姿勢を問われます。ジャニーズの今後の対応次第では、来年3月いっぱいで櫻井さんの『zero』降板も視野に入れています」(前出・日テレ関係者)

しかし、’06年の番組開始から出演し続けているのは櫻井ただ一人。

「日テレにとって櫻井さんは功労者でもあるのです。そのため“降板”という形はとらず、『zero』の番組名なども一新し、“卒業”として櫻井さんの起用をやめる案も出ています」(前出・日テレ関係者)

相葉雅紀(40)もまた、苦境にあえいでいた。芸能関係者は言う。

「7日の会見でジャニーズ事務所が喜多川氏の性加害を認めて謝罪をした直後、真っ先にCM契約を“更新せず”と発表したのは相葉さんが出演する保険会社でした」

嵐にとって大切な番組も、この秋で打ち切りとなる。

「9月28日の放送をもって、相葉さんが出演する『VS魂』(フジテレビ系)が終了します。約13年間続いた嵐の冠番組『VS嵐』の放送枠を引き継いだ番組だったため、“『VS魂』は嵐が帰る場所”と思っていたファンも少なくありません。いわば嵐の“絆の象徴”だったのです。

最終回のロケの後には、貸別荘で打ち上げもあったと聞いていますが、大切な番組の終了に、相葉さんは忸怩たる思いを抱いていたのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

とはいえ、一筋の光明も残されている。

「ジャニーズの起用を見送る企業が相次ぐなか、相葉さんが出演する注文住宅ブランドの新CMは予定どおり放送されることに。また、『VS魂』の後番組は“嵐色”はなくなりますが、引き続き相葉さんがMCを務めます」(前出・芸能関係者)

11月にはデビュー25年目に突入するが、これまでにない試練に見舞われる嵐。命運やいかにーー。

© 株式会社光文社