笹生、渋野、勝、西村が出場 歴代王者に日本勢2人の3日間大会

前年大会はアタヤ・ティティクルが制した

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 事前情報◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

スペインで前週行われた「ソルハイムカップ」を挟み、通常のツアー競技が3週ぶりに行われる。賞金総額230万ドル(約3億4230万円)がかかる3日間大会は29日(金)に開幕。シーズンを締めくくる8連戦の最初のトーナメントだ。

2007年に始まった大会には2人の日本人選手が歴代優勝者に名を刻んでいる。2012年に宮里藍が、畑岡奈紗はツアー初勝利となった18年と21年の2勝を挙げた。

畑岡が出場を見送った今年、日本勢は4人がエントリー。21年に4位に入った笹生優花は昨年、最終日を首位と1打差で迎えながら「76」と崩れて通算8アンダー32位に終わった。例年のバーディ合戦を引っ張る選手のひとりとして期待される。

渋野日向子は2オーバーで予選落ちした昨年に続く出場で、今月初旬の「クローガー・クイーンシティ選手権」から2週のオフを過ごしてティオフする。ルーキーの勝みなみ、西村優菜はともに日本ツアーへのスポット参戦を経て、初出場大会で終盤に勢いをつけたい。

ディフェンディングチャンピオンはアタヤ・ティティクル(タイ)。昨年は17アンダー首位で並んだダニエル・カンとのプレーオフを制した。カンはソルハイムカップからシャイアン・ナイト、レキシー・トンプソン、ジョージア・ホール(イングランド)、レオナ・マグワイア(アイルランド)、エミリー・ペデルセン(デンマーク)と連戦に臨む。

<主な出場予定選手>
アタヤ・ティティクル、リディア・コー、レキシー・トンプソン、チョン・インジ、レオナ・マグワイア、キム・ヒョージュ、笹生優花、渋野日向子、ステーシー・ルイス、ユ・ソヨン、勝みなみ、西村優菜

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