RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(20)が、今夏の去就決断について語った。ドイツ『transfermarkt』が伝えている。
レッドブル・ザルツブルクでの活躍によってビッグクラブの注目を集めた本格派ストライカーは、昨夏の時点で加入が内定していた姉妹クラブのライプツィヒへ今夏正式に加入。ここまではジョーカー役がメインながらも公式戦6試合で3ゴールを挙げる活躍をみせ、新天地で充実の日々を送る。
ただ、その逸材に関してはライプツィヒ加入内定後もマンチェスター・ユナイテッドを筆頭にチェルシー、バイエルンといったメガクラブが触手を伸ばし、とりわけユナイテッドは今夏正式オファーを掲示したとも報じられていた。
しかし、最終的にライプツィヒでのプレーを選択した20歳は、ザルツブルクと同じフィロソフィーを持つブンデスリーガでのプレーが自身の成長にとって重要だったと語っている。
「実際のところ、僕はこの種の会話(今夏の去就話)にはあまり関与していなかった。でも、ここに来た方が良かったと思っているよ」
「同じようなスタイルのフットボールをプレーする場所に行くことは、僕にとって非常に重要だった」
「何をしなければならないかはすでに分かっていたし、学習プロセス全体を再度行う必要はなかったよ」
また、将来的なプレミアリーグでのプレーに関心があることを認めつつも、「あそこでプレーできたら良いだろうね。だけど今に集中しよう。その後のことはその後に考えようじゃないか」と、今はライプツィヒでのプレーに集中している。
さらに、ザルツブルクの先輩で、ブンデスリーガでの活躍を経てマンチェスター・シティにステップアップを遂げたノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとの比較についても言及。ライプツィヒのチームメイトからは、そのプレースタイルの多才さという部分で自身がより優れた選手であるとの声もかけられていることを明かした。
「そういった比較は僕にモチベーションを与え、エネルギーを与えてくれる」
「彼らは別に僕にプレッシャーをかけたりしていないよ。僕は彼よりもさらに優れたプレーヤーになれるように、耳を傾けて学んでいるんだ」
「クラブのチームメイトは、ハーランドと僕は、特にスピードに関してとても似ていると言っているんだ。ほとんどの人は、僕の方が彼よりも優れているとさえ言っているよ」