グイリがアルジェリア代表でのプレー決断…「新しい章を始めるときが来た」

[写真:Getty Images]

スタッド・レンヌのU-21フランス代表FWアミーヌ・グイリ(23)が、アルジェリア代表への国籍変更を決断した。

アルジェリアにルーツを持つグイリはリヨンの下部組織からファーストチームデビュー。その後、ニースへの完全移籍を経て昨年9月からレンヌでプレー。センターフォワードを主戦場に左ウイングでもプレー可能な万能型アタッカーは、リーグ・アン通算122試合38ゴール21アシストを記録。

また、U-16チームから常にフランスの世代別チームでプレーし、直近のU-21欧州選手権でもプレーしていた。

しかし、アルジェリア代表を率いるジャメル・ベルマディ監督は先日のインタビューで「誰にとっても秘密ではない」とグイリの国籍変更が確実であることを明かしていた。

そして、グイリは26日に自身の公式SNSを通じて、「フランス代表チームで過ごした数年間は僕の中に永遠に刻まれ続けるだろう。すべてに感謝する。だけど、新しい章を始めるときが来たんだ」と、アルジェリア代表でのプレーを選択したことを明かした。

これにより、グイリは2024年1月13日から2月11日までコートジボワールで開催される次回のアフリカ・ネイションズカップに招集されることが確実となった。

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