カズレーザーと学ぶ。日本経済は30年ぶりの回復基調…来年、給料が増える可能性を専門家が解説

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が26日に放送された。今回は『令和のお金の新常識!今から勝ち馬に乗る方法とは?』と題して、『貯金を蓄え 老いる日本人 真の幸せは貯金ゼロで死ぬ』、『30年ぶりの好景気!勝ち馬に乗る方法は?』、『総利益が50億→90億 投資家テスタ 禁断の株メソッド』という3つの観点で講義を受けた。

『30年ぶりの好景気!勝ち馬に乗る方法は?』という講義では、専門家が日本経済の現状を解説。景気が上向いているという見立てを明かし、その理由を説明した。

専門家によれば、日本経済は“30年ぶりの回復基調”にあるという。日経平均株価はここ10年で上昇しており、これは好景気の傾向なのだそうだ。好景気になると、物価と賃金がいずれも増加するそうで、現在は物価のみが上昇しているため景気の実感がないが、来年以降は賃金も上がってくるという予想がされている。

景気が好調になる要因として、専門家はさらに日本の低金利政策や、緩和される新NISAの導入を挙げた。これらのはたらきにより、企業や個人が積極的に投資活動を行うようになるうえに、人材不足で賃金を上げざるをえないという状況が徐々に広がってきている、として日本の景気は加速すると考えられている、と説明した。これらの動きは、海外の投資家の間でも注目を集めているそうだ。

解説を受けてカズレーザーは、「日本の賃金は弾力性低いからなかなかすぐに上がらないんじゃないですか?」と質問。専門家によれば、アメリカでは転職をして、賃金が上がっていくが、1つの企業や職業に長くつく日本の場合は賃金上昇のスピードがアメリカほどは速くないそうだ。とはいえ、これまで賃金が上がりづらいとされていた中小企業やサービス業でも、人材不足により賃金を上げざるを得ないという状況が広がっているという。

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写真提供:(C)日テレ

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