木村カエラ『PRODUCE 101』の国民プロデューサー代表に就任

サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾となる『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の概要発表記者会見が26日、都内で行われ、予選を通過した練習生、国民プロデューサー代表の木村カエラ、練習生たちを支えるトレーナーとして、ダンストレーナーの仲宗根梨乃、YUMEKI、ボーカルトレーナーの青山テルマ、イ・ホンギ、ラップトレーナーのKEN THE 390、振付のYUMEKIが登壇した。

『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』は、国民プロデューサー(視聴者)がデビューメンバーを決めるサバイバルオーディション番組の第3弾である。今回は、初のガールズグループオーディションとなり、4月から約1ヶ月間のオーディションが行われ、受付では約14000人とシリーズで歴代最多の応募者数があった。選考を通過した練習生101人。ダンスや歌唱などの専門的なトレーニングに取り組み、国民プロデューサーからの投票でデビューする11人を選出する。全世代が共感し、より多くの人々に愛されるグループの誕生を目指している。

国民プロデューサー代表の木村は「夢に向かって進む彼女たちを見ていると、自分が夢を追いかけていた時のことを思い出します。いい意味で原点に返れたり、パフォーマンスのとき、こういうこと大事だよなって自分自身も勉強できる場でもあって、応援する気持ちもありますし、いい刺激ももらっている、いい場だなと思います」と語った。続いて番組の見どころについて聞かれると「成長していく姿。限られた時間の中でものすごい勢いで練習しているスピード感。課題曲が世代を超えて楽しめるので、家族みんなで楽しめるんじゃないかなと」とアピールした。

トレーナー陣に見どころを聞いてみると青山は「今シーズン、平均年齢が低いシーズンになっていて、親心になったりするときもあります。序盤から涙の場面が多いシーズンになっていると思います。吸収も早いので成長を見ていく感動がありますし、頑張ってくれているなって感じですね。厳しいから涙するっていうより、今回は韓国にも行って合宿もあるので、ホームシックになってる子がいて、いろんな涙が見られるんじゃないかな」と語った。仲宗根は「まず、前回はコロナみたいな感じで全部日本で撮影。練習生も少ない状態で始まった。今回、俺ら、韓国行きます、101人います、イエス、彼ら100倍ぐらい大きくなってます。いろんなところにカメラ合って、大規模っす」とこれまでのシーズンとの違いを紹介。KEN THE 390に練習生の特徴について質問が飛ぶと「経験者が多いので、レベル分けも難しいなと思いました。ラップも元々やっていて才能ある子もいるし、初めてやったけど、その初めてに魅力を感じる子が何人もいて、才能が花開くサポートができたらなと思います」と語った。

イ・ホンギは「日本語がちょっとだけできるけれど、今、練習生の皆さん見て授業するのは、どの国でも、皆がデビューしてほしいという気持ちで、本気で授業しています。ボーカルで大事だと思っているのは、声の色とか魅力。今回の参加者のみんなは若いのでまだ自分の知らない魅力がたくさんあるので、探したい」と答えた。「いつも大切にしている直感と歓声。練習生が自分の魅力を見せられるような振付を試行錯誤させていただきました。飛び立つということで、成長を見守る、背中を押してあげたいというメッセージも入れさせていただきました」と振り返った。

以前にオーディションに参加し、IZ*ONEに選ばれ韓国デビューを果たした元HKT48の矢吹奈子が公式アンバサダーに就任し登場した。これからのアンバサダー活動について聞かれた矢吹は「PRODUCEシリーズの先輩として、練習生の皆さんに寄り添いながら応援できたら。より多くの国民プロデューサーの皆さんに知っていただけるようにアンバサダーの役目を果たしたいです」と意気込んだ。先輩として練習生たちへのメッセージとして「最後まで諦めないこと。私も1番下のFクラスから始まって、落ち込んでいる時間ももったいないなと思って練習を頑張りました。やった分だけ結果が出ると思うので、最後まで自分のできること全部を出し切ってほしいです」と呼びかけた。

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