山形市内の飲食店利用後、タクシー代1000円補助 飲食店街のにぎわい創出へ

 山形地区ハイヤー協議会(石川康夫会長)は10月1日から、料理飲食業界と連携し、山形市内の飲食店を利用した後のタクシー代千円を補助する事業を始める。飲食店街のにぎわい創出やタクシーの利用拡大を促す。

 県内のタクシー事業者の運行維持費用や需要拡大の取り組みに対し、保有するタクシー1台当たり5万円を助成する県の支援事業を活用し、協議会として初めて企画した。対象はタクシー会社10社と、県料理飲食業生活衛生同業組合山形支部など4団体の135店。飲食店利用者が店にタクシーを依頼すると、店側が協議会加盟のタクシー会社に配車を手配する。運転手に利用券を渡し、利用者は千円を差し引いた額を支払う。

 発行枚数は約7300枚。12月末までの予定だが、枚数に達した時点で終了する。

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