開幕控え王座奪還誓う ブレックスが宇都宮市長を表敬

佐藤市長(手前)と歓談する藤本社長(右)、田臥主将(中央)、比江島=宇都宮市役所

 バスケットボールB1宇都宮ブレックスの田臥勇太(たぶせゆうた)主将らは26日、宇都宮市役所に佐藤栄一(さとうえいいち)市長を表敬訪問し、開幕を控えた新シーズンへの意気込みを語った。

 今季のBリーグは10月5日に開幕し、同7日に群馬との開幕戦を迎えるブレックス。この日は運営会社の藤本光正(ふじもとみつまさ)社長、エース比江島慎(ひえじままこと)も同席し、田臥は「まずはチャンピオンシップに進出し、そこから優勝を目指す」と2季ぶりの王座奪還を誓った。

 沖縄市などで開催されたワールドカップ(W杯)も話題に上がり、佐藤市長は「比江島選手は素晴らしかった」と称賛。ブレックスでの活躍にも期待を寄せた。

 ブレックスが検討を進める新アリーナを巡り、佐藤市長は9月定例市議会一般質問で宇都宮駅東公園を候補地にすると表明している。下野新聞社の取材に応じた藤本社長は「詳細はこれから詰めていくが市の対応は心強い。リーグの審査に間に合うようスピード感を持ってやっていく」と述べた。

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