Snow Man・阿部亮平が見た食品ロス削減の“最前線”とは? 実際に食べながら新しい取り組みも調査

Snow Man・阿部亮平が、9月28日放送のフジテレビ系情報番組「Live News イット!」(月~金曜午後3:45)のSDGs特別企画・第10弾に登場。番組に月1回定期出演するマンスリースペシャルキャスターであり、気象予報士の資格を持つ阿部は、今回「食品ロスのSDGs」をテーマに、ガチャピンと共に調査した内容をスタジオで生報告する。

日本で発生している食品ロスは、年間523万t。全国民が、毎日茶碗1杯分のご飯を捨てているのに相当するほどだという。食品ロスを削減するためには、どういった取り組みが必要なのか? 阿部は“賞味期限切れ”の食品を扱う都内の激安スーパーマーケットを訪れる。食品を廃棄することなく売り切るために、10円以下にまで値下げされている状況に、阿部とガチャピンは驚く。一方で、賞味期限に余裕があっても食品が行き場を失ってしまう、ある理由についても学んでいく。

さらに、東京・豊洲市場で売れ残った食材を納める-21℃の巨大冷凍庫を取材。大量のズワイガニやカキなどが行き場を失ってしまっている現状を取材し、生食用の海産物を取り扱いながら食品ロスを減らすことの難しさに直面する。ほかにも、これまで見向きされてこなかった食材を商品化する新たな取り組みについて、実際に食べながら調査する。

取材を終え、阿部は「食品ロス問題の根深さを感じました」とかみ締め、「包装が汚れてしまっただけで、食品自体に影響がなくても販売は難しくなるという現状を聞いて、消費者全体で考え方を大きく転換させることが必要だと感じています。食品を無駄にすることがないよう、日々の積み重ねを心がけていきたいです」と語っている。

番組を手掛ける渡邊貴チーフプロデューサーも「食料自給率が低く、外国からの輸入に頼らざるを得ない日本では、食品を廃棄することは輸送のエネルギーを無駄にしてしまうことにもつながります。阿部さんとガチャピンの息の合った取材をきっかけに、家庭での食品ロス削減を見直していただければと思いますと」と呼び掛けている。

なお、SDGs企画は午後4時台に、関東など一部地域で放送。また、阿部は気象予報士の資格を生かして、ガチャピンと共に天気コーナー「ソラよみ」も担当する。

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