猛毒「カエンタケ」発生 触れたら炎症、食べると死… キノコ狩りシーズンで注意呼びかけ/岡山・真庭市

岡山県真庭市蒜山にある自然公園「津黒いきものふれあいの里」で、猛毒キノコ・カエンタケの発生が確認された。キノコ狩りシーズンが本格化するなか、「見つけても絶対に触らないで」と注意を呼びかけている。10月中旬ごろまで生える。

13日に確認された。赤やオレンジ色で大きさは数センチ~15センチ程度。非常に毒性が強く、触れると皮膚に炎症を起こし、誤って食べると死に至る可能性もあるという。主に枯れたコナラやミズナラなどの株や根本周辺で見つかる。

園内ではナラ枯れが広がった2019年から確認され、蒜山全域で見つかっている。全国的にもナラ枯れによりカエンタケの生育環境が広がっているという。

猛毒キノコのカエンタケ(津黒いきものふれあいの里提供)

© 津山朝日新聞社