米大統領の愛犬、またかみつく 警護隊員に、ストレスか

バイデン米大統領の愛犬、ジャーマンシェパードの「コマンダー」(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領の愛犬で、ジャーマンシェパードの「コマンダー」が25日夜、ホワイトハウス敷地内で大統領警護隊(シークレットサービス)隊員にかみついていたことが分かった。隊員は手当てを受けた。警護隊の報道担当者が26日、ニューヨーク・タイムズ紙に明らかにした。

 バイデン氏のジル夫人の側近は、ホワイトハウス生活のストレスが原因との見方を示した。2歳のコマンダーはこれまでたびたび隊員らにかみつき、病院送りにした事例もあった。

 コマンダーはバイデン氏が2021年6月に同じジャーマンシェパードの愛犬「チャンプ」を失った後、21年12月に家族から贈られた。

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