南アルプスで滑落の男性 死亡した状態で発見 笊ケ岳に向かい行方不明の50代会社員と確認=静岡県警

南アルプスの笊ケ岳に向かったとみられ行方が分からなくなっていた愛知県の男性会社員(55)の捜索をしていた警察と消防が9月27日午前、滑落して頭をけがした男性を発見しました。男性はすでに死亡していて、警察は遺体は行方不明になっていた会社員と確認しました。

行方不明となっていたのは、愛知県安城市に住む男性会社員(55)です。男性は9月23日から南アルプスの笊ケ岳に出かけたとみられ、25日になっても自宅に戻らず、警察と消防が行方を捜していました。

警察と消防によりますと、笊ヶ岳の山岳ガイドから「登山道の途中で滑落者がいる」との目撃情報もあり、現地に向かったところ、27日午前9時40分頃、南アルプスの標高2,000m付近で頭にけがをした男性を発見、死亡が確認されたということです。この遺体は所持品などから行方不明になっていた男性会社員と確認されました。

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