【パイレーツ２－３ｘフィリーズ】延長10回タイブレーク＠シチズンズバンク・パーク
フィリーズは２対２の同点で迎えた10回裏にヨハン・ロハスのタイムリーでサヨナラ勝ち。ワイルドカードからリーグ優勝まで駆け上がった昨季に続き、２年連続でワイルドカードでのプレーオフ進出を決めた。フィリーズ５番手のジェフ・ホフマンは１イニングを無失点に抑えて５勝目（２敗）をマーク。パイレーツ５番手のデービッド・ベッドナーは３敗目（３勝）を喫した。
パイレーツがミッチ・ケラー、フィリーズがアーロン・ノラの先発で始まった一戦は、両投手の好投によって５回まで両軍とも無得点。フィリーズはケラーの前に５回まで無安打に封じられていた。しかし、６回裏にブランドン・マーシュがチーム初安打となる11号ソロを放って先制。一死２・３塁からカイル・シュワーバーの犠飛でリードを２点に広げた。
ところが、７回表にブライアン・レイノルズの24号ソロで１点を返されると、８回表には３番手のクレイグ・キンブレルがヘンリー・デービスに７号ソロを浴び、２対２の同点に。９回裏二死１・２塁のサヨナラ機を逃したものの、10回表のピンチを５番手のホフマンが無失点で切り抜け、最後はロハスのサヨナラタイムリーでプレーオフ進出決定となった。
昨季のフィリーズは、ワイルドカードが３枠に増えた恩恵を受け、第６シードで2011年以来11年ぶりのプレーオフ進出を達成。その勢いのまま、リーグ優勝まで駆け上がったが、ワールドシリーズではアストロズに２勝４敗で敗れた。今季は再びワイルドカードからの世界一に挑戦する。
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