元日本代表MF小野伸二、44歳バースデーに今季引退を表明 「“足”がそろそろ休ませてくれと…」

北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二(44)が今季限りの現役引退を表明した。
【引退表明】小野伸二が26年の選手生活に別れ

1970年生まれの小野は清水商業高校(現・清水桜が丘高校)から浦和レッズ入りした1998年がプロ1年目。同年のフランス・ワールドカップ(W杯)で日本代表最年少の出場記録を打ち立て、以降、3大会連続の出場歴を誇る。

そんな“天才”は2001年にフェイエノールトで欧州挑戦を果たすと、UEFAカップ制覇を経験。浦和復帰の2006年にはJ1と天皇杯の2冠に貢献し、ボーフム、清水エスパルス、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズを渡り歩いた。

2014年からは札幌に活躍の場を移し、2019年夏にFC琉球へ。2021年から札幌に戻り、今季でプロ26年目のシーズンを迎えている。

小野は誕生日で44回目の誕生日となる27日、自身のインスタグラムに誕生日を報告すると、続く投稿で「そして皆さまに、ご報告があります」との綴り始めから、ピッチを退く決断を明らかにた。

「サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました。まだシーズン残り数試合ありますが、僕も試合に少しでも関われるように変わらず良い準備をしていきます。最後まで応援よろしくお願いします」

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