元日本代表、小野伸二が引退へ サッカーJ1札幌、44歳

J1札幌の小野伸二

 サッカー元日本代表でJ1札幌のMF小野伸二が、44歳の誕生日を迎えた27日に今季限りでの引退を表明した。自身のインスタグラムに「今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」と記した。

 1998年に静岡・清水商高(現清水桜が丘高)から浦和入りし、99年の世界ユース選手権(現U―20W杯)では準優勝に貢献。当時、有望な若手がそろった「黄金世代」の筆頭格の選手として、フェイエノールト(オランダ)でも活躍した。

 日本代表では18歳でW杯フランス大会に出場するなど3大会連続でメンバー入りし、国際Aマッチ56試合6得点。J1では206試合29得点。

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