「新たな旅の始まり」 ユナイテッド退団でフリーのフィル・ジョーンズに指導者転身の動き!

[写真:Getty Images]

元イングランド代表DFフィル・ジョーンズ(31)が指導者の道を歩み始めているようだ。

2011年夏にサー・アレックス・ファーガソン元監督から才能を見込まれ、ブラックバーンから加入したフィル・ジョーンズ。通算229試合の出場数を誇ったが、大ケガもあり、ハリー・マグワイアや、ヴィクトル・リンデロフが加入したあたりから、その存在が埋もれていった。

年齢からすれば、まだまだやれるはずだが、近年はベンチ入りすらままならず、エリク・テン・ハグ監督が就任した昨季は出場ゼロと完全に蚊帳の外。最後の出場もラルフ・ラングニック政権下の2022年5月まで遡り、昨季限りの契約をもって12年在籍のユナイテッド退団した。

そうしての今夏は動向が注目されるところだったが、音沙汰がないまま現在に。今後が定まらないなか、自身のXを更新。現役を続けるかどうかは不明だが、指導者転身に向けた動きを明らかにした。

「新たな旅の始まり。PFAビジネススクールでグローバルフットボールスポーツディレクターシップを受講し始め、ゲームについて新たに学ぶとともに、僕に多くを与えてくれたクラブでA級ライセンスとバッジの取得にまい進し続けるのは最高だ。スタートが楽しみだよ」

なお、これを取り上げたイギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、フィル・ジョーンズは先月に続いて、今月もユナイテッドアカデミーの試合を観戦する姿が確認されているようだ。

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