札幌MF小野伸二、44歳誕生日に今季での現役引退を発表 「プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」

北海道コンサドーレ札幌は27日、MF小野伸二が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。

小野は1979年9月27日生まれの44歳。小学生時代から「天才」として静岡だけでなく全国的にも知られ、1998年に浦和レッズでプロ入り。1年目から鮮烈なプレーを見せ、その年のフランスワールドカップに18歳で出場した。

以降、「黄金世代」を象徴する選手として、日本だけでなくオランダやドイツ、オーストラリアなどで活躍。日本代表としても1998年~2006年と3度のワールドカップメンバー入りを果たしている。

2014年6月に北海道コンサドーレ札幌へ加入。2019年8月に一度FC琉球へ移籍したものの、2021年に札幌へ復帰していた。

以下は現役引退を発表した小野のコメント。

皆さまに、ご報告があります。

サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました。

まだシーズン残り数試合ありますが、僕も試合に少しでも関われるように変わらず良い準備をしていきます。

最後まで応援よろしくお願いします。

小野伸二

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北海道コンサドーレ札幌は今週末、30日(土)に柏レイソルとホームの札幌ドームで対戦する。

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