全タイトルを目指すフォーデンに指揮官ペップは…「9月に考え出すのは早い」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は至って冷静だ。イギリス『ミラー』が伝えている。

昨シーズン、プレミアリーグとFAカップを制し、さらに悲願のチャンピオンズリーグ(CL)初制覇とトレブル(3冠)を成し遂げたシティ。唯一獲れなかったタイトルはEFLカップ(カラバオカップ)だ。

27日に今季のEFLカップ初戦となる3回戦・ニューカッスル戦を戦うなか、主力選手のイングランド代表MFフィル・フォーデンは今月初め、「タイトルを4つ全て獲りたい。これこそが目標だ。難しいのはわかっているけど選手は切望している」と発言していた。

フォーデンの言う「4つのタイトル」とは昨季届かなかったEFLカップを含む今季の主要タイトル総ナメを指すものだが、グアルディオラ監督は前日会見にて、チームが過度なプレッシャーを感じぬよう気を払った。

「フィルはとても若い選手。野心を抱くのは素晴らしいことだが、私は常日頃から『野心は次の試合へ向けろ』と選手に言い聞かせている。タイトルについて考え出すのは4月か、5月でいいのだ。9月はまだ頭になくていいさ」

また、毎年のように過密日程と向き合うシティは選手が十分に回復する時間がないことを認めつつ、今季も長いシーズンを戦い抜けると自信を示している。

「(過密日程に)慣れてはいるんだよ。昨季もそうだったしね。今季はクラブ・ワールドカップ(W杯)があって2試合多くなるわけだが、残りは同じだ。ただ、(来季から)CLの出場チームが増えると拍車をかけることになる。この点だけ文句を言って、あとは忘れよう」

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