井上拓真、初防衛へ気合十分 W世界戦、阿久井は初挑戦

ボクシングのダブル世界戦に向けて記者会見し、ポーズをとるWBAバンタム級王者の井上拓真(左)と、同フライ級のユーリ阿久井政悟=27日、東京都内のホテル

 ボクシングのダブル世界戦(11月15日・両国国技館)の記者会見が27日、東京都内で行われ、初防衛戦に臨む世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者の井上拓真(大橋)は「熱く、盛り上がる試合をしてメインイベントを務めたい」と気合十分だった。

 世界初挑戦となるWBAフライ級1位のユーリ阿久井政悟は「岡山のジムから世界王者になることが目標。道を切り開きたい」と意気込みを語った。

 井上拓は元スーパーフライ級世界王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と対戦。兄の井上尚弥が返上したバンタム級主要4団体の王座統一を目標としており「兄に続きたい。四つベルトを集める」と力を込めた。

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