高速のSAに “60分限定” 駐車場を設置「満車で休憩できない」を解消 ドライバーの労働環境改善にも

駐車場が満車で、サービスエリアで休憩できない…そんな状況を改善するためネクスコ中日本などは一部のサービスエリアで「60分限定」の駐車場を設置します。

この秋から静岡県の足柄SAなど全国10か所のサービスエリアにある、大型車用の駐車場の一部に設置されるのは、「60分限定」の駐車スペースです。

ネクスコではトラックドライバーの休憩機会を増やすために2018年から大型車駐車場をおよそ3000台分増やしていますが、それでも都心部では長時間駐車するトラックが多く、休憩できずにサービスエリアを出てしまうドライバーもいたということです。

ネクスコは効果があれば、さらに別のサービスエリアにも短時間限定の駐車スペースを増やしたいとしています。

物流業界ではドライバーの働き方改革が強化されることで、モノが運べなくなる懸念がある「2024年問題」が大きな課題となっています。

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