バスと一般車が混在し 歩行スペースも不十分 課題だったJR静岡駅南口の駅前広場を拡張へ

静岡市の難波市長は9月27日の定例会見で、JR静岡駅南口の駅前広場を拡張するため、再整備検討委員会を設置したと発表しました。静岡市の玄関口として魅力ある空間にしたい考えです。

【写真を見る】バスと一般車が混在し 歩行スペースも不十分 課題だったJR静岡駅南口の駅前広場を拡張へ

<静岡市 難波喬司市長>
「使いやすく魅力ある静岡駅南口駅前広場に向けた拡張整備事業の宣言です」

JR静岡駅の南口駅前広場は、1993年度に供用が開始し、30年が経過しました。ロータリー内では、バスと一般車が混在し、乗り降りのスペースが不足しているほか、歩行スペースも十分ではないなどの課題が指摘されています。

現在の広場は5150平米ですが、東側、南側への拡張について地権者から理解が得られたとして、静岡市は有識者や地元関係団体で構成する再整備検討委員会を設置し、10月6日に初会合を開くと発表しました。

<静岡市 難波喬司市長>
「南口にぱっと出たときにこの街いいよねって感じが現状では出てないですよね。そういう南口にしていきたい」

委員会での議論を踏まえて、2024年度中には再整備基本計画を策定し、2030年代前半の供用開始を目指すとしています。

© 静岡放送株式会社