食事提供停止の県立高6校 2校が10月中旬再開へ 

高校の寮などで食事の提供が停止している問題で、初めて再開の見通しです。県教委は27日、2つの県立高校で10月中旬に食事の提供を再開できる見通しを明らかにしました。

県内6つの県立高校の寮では9月から食事の提供が止まっており、広島市の業者「ホーユー」は破産手続き開始の決定を受けています。

ホーユーに代わる業者との契約に向け調整している県教委は27日、西城紫水高校と西条農業高校で9月末に新たな業者と契約し、10月中旬に再開できる見通しを明らかにしました。

また、厨房に残された大型備品について、ホーユーの破産管財人から校内の空きスペースへ移動することの了承を得たということです。

■県教委学校経営戦略推進課 沖本 勝豊課長

「他の4校についても、速やかに(冷蔵庫などを)移動して新たな給食調理業者と契約をしたい。」

県教委は、ほかの4校についても備品の移動と平行して、食事の提供業者の選定を進め、できるだけ早い再開を目指すとしています。

(2023年9月27日放送)

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