【広島市】中央図書館移転に伴う不動産取得費が約7億円増額 市議会で追及相次ぐ

広島市立中央図書館をJR広島駅前の商業施設に移転するのに伴い、不動産の取得費が当初より約7億円増額する事態に、市議会から追及の声です。

広島市は、老朽化などの理由で広島市中区にある中央図書館をJR広島駅前にある「エールエールA館」に移転。2026年度の開館を目指しています。

27日の広島市議会総務委員会では、建物のフロア取得費が基本計画を約7億円上回る72億円近くに増えたこと、更に一部フロアで「賃借料」が発生する事態を追及する声が相次ぎました。

これに対して広島市は、増額の理由を「地価や建築単価の増加」などと説明しました。そして、この「賃借料」はエールエールA館を運営する「広島駅南口開発」が示していないため「現時点で提示できない」としました。

(2023年9月27日放送)

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