空き家侵入・窃盗、神奈川で過去最高の勢い ベトナム人グループ摘発

神奈川県警

 全国的に増えている空き家を狙った侵入や窃盗の被害が、神奈川県内でも急増している。県警が8月末までに認知したのは523件に上り、記録が残る2016年以降で既に過去最高を更新した。県警は貴重品を空き家に置かないことなどの防犯対策を呼びかけている。

 神奈川県警と新潟県警の共同捜査本部は27日、邸宅侵入と窃盗の疑いで、ベトナム国籍の30~22歳の無職男3人を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、共謀して7月10日~8月2日までの間、新潟市東区の空き家に侵入し、金杯1個(時価100円相当)を盗んだ、としている。このグループはことし8月に横浜市内の空き家に侵入したなどとして、邸宅侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕され、9月に起訴されていた。

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