巨人の松田、今季で引退へ ソフト黄金期支えた三塁手

巨人の松田宣浩内野手

 巨人の松田宣浩内野手(40)が今季限りでの現役引退を決めたことが27日、球界関係者の話で分かった。近日中に発表される見通し。通算1832安打をマークし、昨季まで17年間プレーしたソフトバンクで三塁手として黄金時代を支えた。巨人入りした今季は出場11試合にとどまり、2日に出場選手登録を外れていた。

 滋賀県出身で岐阜・中京高から亜大を経て2006年に大学生・社会人ドラフトの希望枠でソフトバンクに入団。強打と観客を沸かせる「熱男」のパフォーマンスで人気を博し、三塁手では歴代最多8度のゴールデングラブ賞獲得を誇るなど、看板選手として活躍した。13、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するなど日本代表でも長く活躍した。

 通算1921試合に出場して打率2割6分5厘、301本塁打、991打点。

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