オカフォーが移籍後初弾、ミランが未勝利のカリアリを退け5勝目【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは27日、セリエA第6節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、3-1で逆転勝利した。

前節ヴェローナ戦では3バックに変更してウノゼロ勝利としたミラン(勝ち点12)は、3日後にラツィオ戦を控える中、ジルーやレオンをベンチスタートとし、オカフォーが移籍後初先発となった。

ここまで未勝利のカリアリ(勝ち点2)に対し、4バックに戻したミランは3トップにオカフォー、プリシッチ、チュクウェゼを起用。そのミランは開始2分、ラインデルスが際どいミドルシュートで牽制する。

その後も5バックで構えるカリアリに対し、ミランは9分にオカフォーがヘディングシュートでゴールに迫ると、続く28分にもオカフォーがボックス内から決定的なシュートを浴びせたが、直後に失点する。

カウンターを受けた流れからボックス右のムルンボに豪快なシュートを叩き込まれた。

それでも39分、ミランが追いつく。プリシッチが左サイドで仕掛け、ボックス内に侵入。クロスを送ると、GKラドゥノビッチがファンブルしたところをオカフォーが詰めた。

オカフォーの移籍後初ゴールで試合を振り出しに戻したミランは、チュクウェゼ、テオ・エルナンデスが際どいミドルシュートを放っていくと、追加タイム1分に逆転する。

CKの流れからボックス右のラインデルスが鋭いクロスを送り、トモリが押し込んだ。

ミランが逆転して迎えた後半、前半から躍動していたムルンボの単騎突破に苦戦していたが、これを凌ぐと60分に決定的な3点目。

ロフタス=チークがゴール正面から強烈なミドルシュートを叩き込んだ。

試合の大勢を決めたミランはその後、カリアリの反撃を許さずに時間を消化。そのまま3-1で快勝とし、5勝目を挙げている。

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