冨安フル出場のアーセナルがブレントフォードを下して4回戦進出!【EFLカップ】

[写真:Getty Images]

冨安健洋の所属するアーセナルは27日、EFLカップ(カラバオカップ)3回戦でブレントフォードとアウェイで対戦し1-0で勝利した。冨安はフル出場している。

11年ぶりの優勝を狙うアーセナルが、初戦で同じプレミアリーグ勢のブレントフォードのホームに乗り込んだ。先週末に行われたトッテナムとのノースロンドン・ダービーを引き分けで終えたアーセナルは、その試合から先発を8人変更。ガブリエウ・ジェズス、ウーデゴール、ジンチェンコらに代えてハヴァーツやスミス・ロウ、ジョルジーニョらを先発で起用。冨安健洋は右センターバックで先発した。

公式戦3試合勝利のないブレントフォードに対し、アーセナルは早い時間に先制する。8分、ザンカのバックパスをボックス右でカットしたエンケティアの折り返しをボックス中央で受けたネルソンがゴール右隅に流し込んだ。

幸先良く先制したアーセナルだが、21分にピンチ。ホワイトの中途半端クリアをボックス内で拾ったヤネルトにシュートを許したが、これは冨安のブロックで難を逃れた。

攻勢を続けるアーセナルは31分、ジョルジーニョとのパス交換でボックス中央右から侵入したスミス・ロウがカットインから左足でゴールを狙ったが、これはGKフレッケンの好セーブに防がれた。

迎えた後半もアーセナルがボールの主導権を握ると、ブレントフォードは63分にローエルスレフとノアゴーアを下げてイェンセンとゴッドスを投入。すると65分、イェンセンのロングスローからボックス内で混戦が発生すると、最後はウィサがゴールを狙ったが、GKラムズデールがわずかに触ったボールは右ポストに弾かれた。

追加点が欲しいアーセナルは、69分にトップチームデビューのサゴエとホワイトを下げてガブリエウ・ジェズスとジンチェンコを投入。ジンチェンコが左サイドバックに入り、キヴィオルがセンターバック、冨安が右サイドバックにポジションを移した。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。アーセナルは84分にゴッドスの右クロスからピンチを迎えたが、ボックス左のルイス=ポッターが放ったシュートは、ゴールカバーに戻ったキヴィオルのブロックで難を逃れた。

結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。ネルソンのゴールで逃げ切ったアーセナルが、4回戦にコマを進めている。

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