クワラツヘリアが3月以来のゴール、渦中のオシムヘンもゴールでナポリが久々の快勝【セリエA】

[写真:Getty Images]

ナポリは27日、セリエA第6節でウディネーゼをホームに迎え、4-1で快勝した。

前節ボローニャ戦ではオシムヘンのPK失敗もあってゴールレスドローに終わったナポリ(勝ち点8)は、主力を起用。3トップはオシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノが形成した。

ここまで未勝利のウディネーゼ(勝ち点3)に対し、ナポリは開始5分、パイエロに際どいミドルシュートを打たれてヒヤリとさせられる。

それでもナポリが押し込む展開とすると、16分にPKを獲得。ボックス左で仕掛けたクワラツヘリアがエボセレに倒されるとVARの末にPK判定となった。これをジエリンスキが決めてナポリが先制した。

さらに24分、クワラツヘリアがGK強襲のシュートを浴びせたナポリが引き続き押し込むと、39分に加点。ポリターノのスルーパスをボックス左で受けたオシムヘンがGKとの一対一を制した。

前節のPK失敗でクラブとひと悶着あったオシムヘンにゴールが生まれた中、ハーフタイムにかけても危なげなく試合を運んだナポリは迎えた後半、56分にポリターノの浮き球パスからクワラツヘリアのボレーが左ポストに直撃。

さらに68分にもクワラツヘリアのボックス手前左からのカットインシュートが右ポストに直撃した。

ゴールが遠いクワラツヘリアだったが、74分に3月以来となる待望のゴール。敵陣ボックス付近でボールを奪取してGKもかわしシュートを決めた。

その後、サマルジッチに一矢報いられたナポリだったが、直後の82分にクワラツヘリアの左クロスからシメオネのヘディングシュートが決まって4発快勝。

低調な試合が続いていたナポリだったが、久々の快勝としている。

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