ゲーム子会社のCEO交代 ソニーグループ、十時社長が兼務

ソニー・インタラクティブエンタテインメントのジム・ライアン社長兼最高経営責任者

 ソニーグループは28日、ゲーム事業を手がける子会社のソニー・インタラクティブエンタテインメントのジム・ライアン社長兼最高経営責任者=CEO=(63)が来年3月に退任すると発表した。4月からソニーグループの十時裕樹社長が兼務する形で暫定CEOに就く。ライアン氏は、家庭用ゲーム機のプレイステーションに関連する事業の育成に貢献してきた。

 ライアン氏は英国出身で、1994年に欧州の現地法人に入社した。英国に自宅があり、米国での仕事と両立することが難しくなったという。ライアン氏は「世界中の人々を感動させるプロダクトに携われたことを光栄に感じている」とのコメントを出した。

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