「左の壁」ってこういうことか インパクトの再現性を高めるストレッチ

飛ばし屋ゴードン・サージェントの左腰の使い方

ダウンスイングで腰がスウェーすると、打点がズレやすく球に当たりにくくなってしまいます。『スウェーしないよう左の壁を意識する』と言ったりもしますが、その左の壁を作るためにはしっかり腰を回すことが重要。自分では腰を回転させているつもりでも、実は上半身や手だけを動かしていたり、左腰を引いているだけの人が意外と多いです。腰の回転ができていないと、左に流れてスウェーにつながりやすい。今回は腰を回す動きを体に覚えさせるストレッチをご紹介します。

左足が浮かないように注意しよう

足を肩幅の広さで開き、クラブを腰骨に当てて立ちます。

(1)右足を一歩引いて、クラブを腰にくっつけたまま左側に腰を回します。この時、顔は一緒に左(目標)を向いてもOKです。左足の裏は床に着けたまま、めくれないように注意します。
(2)回転するとき、腰が左右にブレないこと、腰が左足より外側に出ないよう意識しましょう。
(3)まずはゆっくり10回、慣れてきたら上体を倒して前傾しながらやってみましょう。そして徐々にスイングスピードに近づけていきましょう。

「『腰が回っていない』→『ダウンスイングで腰が左(目標)に逃げてしまう』」がスウェーの原理。クラブを使って腰を回すだけの簡単なストレッチで、回転する感覚を身につけましょう。

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