“高校生外交官”が活動報告 異文化交流、栃女と宇東の2人

阿久澤教育長(左)に米国高校生との交流活動を報告した広瀬さん(中央)と平田さん=27日午後、県庁南別館

 米国の高校生と交流し、異文化を学ぶ本年度の「AIG高校生外交官プログラム」に参加した栃木女子高2年広瀬虹光(ひろせにこ)さん(17)と宇都宮東高2年平田廉弥(ひらたれんや)さん(17)が27日、県庁南別館を訪れ、阿久澤真理(あくさわしんり)教育長に活動を報告した。

 7月、広瀬さんは京都府で米国高校生と交流する「日本プログラム」、平田さんは米国で滞在する「渡米プログラム」のメンバーとして活動。それぞれ寮などで米国高校生と一緒に生活し、文化や習慣の違いなどを学んだ。

 2人は写真を見せながら、阿久澤教育長に活動内容などを説明。広瀬さんは「違いを受け入れて付き合っていくことの楽しさを知った」。平田さんは「失敗しても周りは見ていない。挑戦する大切さが分かった」と振り返った。

 阿久澤教育長は「貴重な経験になったと思う。得た学びを将来に生かすとともに友人にも広めてほしい」と話した。

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