カズレーザー 何でも読み取る『量子センサー』に驚き! 愛犬の感情、極小のがん細胞、充電不要スマホに応用も

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が26日に放送された。今回は『世界をリードする超最先端施設に潜入!驚きの最新研究とは?』と題して、カズレーザーたちがスタジオを飛び出し、国内の研究施設である『高崎量子応用研究所』と『ナノテラス』をそれぞれ訪問した。

『高崎量子応用研究所』量子科学技術研究開発機構量子機能創製研究センター センター長 大島武

群馬県高崎市の『高崎量子応用研究所』では、現在実用化に向けて開発が進んでいる『量子センサー』を見学。量子科学技術研究開発機構の量子機能創製研究センター・大島武センター長がその仕組みと効果を解説した。『量子センサー』はダイヤモンドに特殊な加工を施すことで作られるセンサーで、これを巨大なものからナノサイズのものまであらゆるものにくっつけることで、その温度や磁場を測ることができるという。大島氏によれば、センサーは800畳の部屋にたった1人が入った時の温度変化や、6キロ先のマグネットの磁場すらも読み取れるという超高感度で、これまでは読み取れなかった情報を計測できるそうだ。

(左から)大島武氏、カズレーザー

例えばペットとの意思疎通、犬の細かい感情変化を読み取り、さらに“充電不要のスマホ”も可能だという。カズは「これは超うれしい」と笑顔に。そして“がん治療”、小さながん細胞も見つけられるという。5年後の実用化に向けて期待が高まっている。カズレーザーは、「夢広がりますね。あらゆるものが磁場と温度を持っているわけじゃないですか。全部を測ることができるってなったら、考え付かなかったものから、新しいアイデアがもう1個生まれたりとか、もっと取り上げてほしいですね」と、この技術のさらなる可能性と普及に思いをはせた。

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