キバナコスモスの黄色とオレンジ色の花が咲き競い川岸の斜面を覆う。京都府長岡京市下海印寺の小泉川右岸の70メートルほどで見られ、道行く住民らを楽しませている。
メキシコ原産で、キク科コスモス属の一年草。やせた土地でもよく育ち、繁殖力が旺盛で野生化してしまうからか、花言葉は「野生の美しさ」。開花期が長く、この場所では10月も咲き続ける。
厳しい残暑もようやく落ち着き、キバナコスモスは秋風に揺れて涼しそう。子どもの通学で近くを通る女性(39)は「この花は華やかできれい。季節の移り変わりを感じる」と話した。