27日、広島・三次市の山道で焼けた車の中から身元不明の2人の遺体が見つかりました。
米田健太郎 記者
「とても静かな山の中ですが、こちらには黒く焼けた跡があり、まだ焦げたようなにおいも残っています」
遺体が見つかったのは、三次市有原町の山道です。
警察によりますと、27日午後1時すぎ、通りかかった付近の住人から「おかしい車がある」と通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、全焼した軽バンの運転席と助手席から2人の遺体が見つかったということです。
遺体は損傷が激しく、身元の特定に到っていませんが、警察は助手席側の遺体について、体格などから子どもの可能性が高いとみています。
現場は近くの住人が主に使う細い山道で、現場付近に該当する行方不明者は確認されていないということです。
警察は身元の確認を進めるとともに、それぞれの死因などを調べています。