「吉和魅惑の里」にウイスキーテーマパーク整備へ 蒸留所も新設 広島・廿日市市の酒造会社

広島県廿日市市で、3月から休業している観光施設に、地元の酒造会社がウイスキーの蒸留施設を備えたテーマパークを整備することになりました。

テーマパークを整備するのは、酒造会社「サクラオ ブルワリー アンド ディスティラリー」です。廿日市市の蒸留施設でウイスキーや国産のジンなどを製造しています。

テーマパークを整備する「吉和魅惑の里」は、温泉などがある観光交流施設として1994年にオープンしました。廿日市市が運営管理をしていましたが、ことし3月末に閉園しました。

「サクラオ ブルワリー アンド ディスティラリー」は、「魅惑の里」の敷地内に製造過程を見学できるウイスキーの蒸留所を新たに整備することにしています。さらに、地元の特産品を販売するなどして、蒸留所併設型のテーマパークを作る方針です。

完成は2年後の秋の予定で、「サクラオブルワリーアンドディスティラリー」は、ウイスキーの愛好家はもちろん、新たなファンを誘致する施設にしたいとしています。

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