ブルース・スプリングスティーン、消化性潰瘍疾患から回復するため2023年のツアー日程を延期

ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドが、スプリングスティーンが消化性潰瘍疾患から回復しているため、2023年の残りのツアー日程を延期した。延期された日程には、11月のカナダ公演と12月4日と6日の米ロサンゼルスのキア・フォーラムでの公演が含まれている。

声明によれば、延期された日程は2024年に移動し、来週には再調整された日程が発表されるという。スプリングスティーンが74歳の誕生日を迎えた4日後の現地時間2023年9月27日に発表された声明には、「ブルース・スプリングスティーンはここ数週間、消化性潰瘍疾患から着実に回復しており、医師の助言のもと、今年いっぱい治療を続ける予定です。このことを考慮し、慎重を期して、ブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドの残りの2023年ツアー日程はすべて2024年まで延期されます」と記載されている。

このツアーはスプリングスティーンの長いキャリアの中でも最高の評価を得ているものの、たびたびこのような中断を余儀なくされている。9月6日に彼は、9月の9公演の延期を発表し、消化性潰瘍の診断を明らかにした。このニュースは、8月16日と18日のフィラデルフィア公演が延期された後に発表された(その後、2024年8月に振り替えられた)。3月にも3公演が非公表の病気を理由に延期されていた。

12月12日にサンフランシスコのチェイス・センターで幕を閉じる予定だったツアーの2023年スケジュールは、残り14公演となっていた。2023年のツアーは、フロリダ州タンパのアマリー・アリーナで開幕し、28公演の全米公演を行った後、スペイン・バルセロナのエスタディ・オリンピック・リュイス・カンパニーズから開幕した31公演の欧州公演が行われた。スプリングスティーン&Eストリート・バンドの2023年ツアー最新日程は、8月9日にシカゴのリグレー・フィールドで始まった。振り替えられた公演は、すべて当初予定されていた会場で行われる。新しい日程の都合がつかないチケット所有者は、30日以内に払い戻しを申請することができる。

スプリングスティーンは声明で、「私の友人やファンの皆さんの善意、励まし、サポートに感謝します。私は快方に向かっており、来年皆さんにお会いするのが待ちきれません」と述べている。

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